名古屋の介護なら訪問看護ステーション ベル | 代表あいさつ

病院勤務が長く様々な患者様・ご家族様とかかわることが多く、状態が回復して自宅に戻る患者様や、家に帰りたくても環境が整わず施設に退院される患者様、回復がかなわず病院で看取る方、自宅に帰りたい希望がある患者様の退院調整など他職種との連携も含めて様々な経験をさせていただきました。
私自身父を自宅で看取る経験をしました。父は末期の癌が発見されたとき自宅で過ごしたい気持ちが強く、すぐにでも家に帰りたいと言っていましたが、母は戸惑い不安があり、自宅療養には消極的ではありましたが、訪問看護スタッフや訪問診療の医師に支援していただき、父の気持ちを尊重して自宅療養をすることができました。お酒の大好きな父で最後の日までお酒を飲み、孫たちとただ同じ空間で過ごすことで、父の穏やかな最期を家族で看取ることができました。病院で看取る患者様との違いが実体験を通して学ぶことができました。そして、実体験を通して自宅で最後まで過ごしたいと考える患者様方達のサポートがしたいと決意して当ステーションを開業しました。また認知症患者様とのかかわりを通して、その時の状態に合わせ、できるだけ長く(できれば最期の日まで)自宅で安心して過ごしていけるような患者・家族支援がしたいと考えています。